
この記事のポイント
- 最初の受注の少し前、話を聞く前に説明して断られました
- 先輩は訪問の最初の30分、ほとんど質問だけをしていました
- いまも訪問の前に、聞きたいことをノートに書き出しています
1名の受注が、うれしかった理由
1年目の最初の受注は、派遣スタッフ1名の案件でした。数字で見れば、小さな仕事です。それでも会社に戻る電車の中で、打ち合わせのメモを何度も読み返したのを覚えています。先輩に報告すると、「よく最後まで聞けたね」と言ってもらえました。
うれしかったのは、お客さまの話を最後まで聞いたうえで決まった仕事だったからです。実はその少し前、私は別の会社への提案を断られていました。
話を聞く前に、説明してしまった
断られたのは、お客さまの話を聞く前に、自社のサービスの説明を始めてしまったからです。早く役に立ちたい気持ちが先に立ち、相手が何に困っているのかを聞けていませんでした。説明を終えたあと、お客さまからは「今回は見送ります」と言われました。
そのあと、先輩の訪問に同行しました。先輩は最初の30分、ほとんど質問しかしていませんでした。提案の話に入ったのは、お客さまが話し終えてからです。帰り道にそのわけを聞くと、先輩はこう答えてくれました。
「説明は、聞き終わってからでも間に合います。」
訪問の前に、聞きたいことを書き出す
それから、訪問の前に聞きたいことをノートに書き出すようにしました。説明より先に、質問をするためです。最初の受注につながった訪問も、ノートの1ページを質問で埋めてから向かいました。
ノートには、その会社のこれまでの記録を読んで気になったことも書きます。最後まで話を聞いていると、お客さま自身も言葉にしていなかった困りごとが見えてくることがあります。
必要な人数は1名でした。それでも、どんな仕事を、いつから任せたいのかを最後まで伺いました。条件に合うスタッフの相談に入ったのは、話を聞き終えてからです。
いま、後輩に伝えていること
いまは主担当としていくつかの案件を持ちながら、後輩のメンターも務めています。後輩には、最初の受注の大きさは気にしなくていいと伝えています。大事なのは、相手の話を最後まで聞けたかどうかです。
2年目の秋に受注した埼玉の物流会社の案件も、始まりは困りごとを聞くことでした。3つの事業を組み合わせた大きな提案になっても、1名の案件で身につけた順番は変わっていません。いまも、最初の訪問はほとんど聞くことに使っています。
就職活動中の方には、うまく話そうとしなくていいと伝えたいです。聞きたいことを持って、説明会やカジュアル面談に来てください。最初の一言は、質問からで大丈夫です。
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